発掘現場公開は終了しました。
開催日時::令和3年11月3日(水・祝)~5日(金) (小雨決行)
午前9時30分~午後2時
内容:織田信長築城時の遺構等の発掘調査現場の公開、資料の配布。園路沿いから見学ができます。
※雨天の場合は、公開を中止・中断する場合があります。
※新型コロナウイルス感染症対策のため、全体説明は行わず、資料を配布し、園路に沿って見学していただきます。
※周囲の方との間隔を1m取っていただき、ご見学ください。
当日の問い合わせ先:小牧市役所 午前9時~ 電話 0568-72-2101
詳細は小牧市のホームページをご覧ください。
【史跡小牧山主郭地区第2・3工区発掘調査現場公開へ行ってきました】
小牧山城で続く発掘調査の現場公開。今回は山頂へ続く大手道の途中にある箇所で、主に2つのことが新たに分かったようです。
①現場の道幅は約10メートルと広く、山側側面では岩盤と石垣で構成された「石の壁」がそそり立っていた!
発掘現場では広い道幅を確保するため、斜面の岩盤を削り取った跡が鮮明に表れていました。
現状の3メートルほどの幅と比べると当時はとても広く、信長がさっそうと馬で山頂まで駆けていったのでしょうか?
②山側斜面は切り立った岩盤と2段の石垣で構成されていた!
大手道の登城路石垣を2段有している状況が確認できたのは今回が初めてとのこと。
側面の構造は下から、切り立った岩盤約3メートル、石垣(下段)約1.4メートル、石垣(上段)約1メートルと、合計6mに迫る岩の壁が登城する人をさぞ驚かせたことでしょう!
路面にあたる部分も岩盤を人工的に水平に削平しており、大規模な築城であったことが伺えます
当時の大手道の様子を思想しながらの散策も楽しみの一つ♪
次回の調査結果も待ち遠しいですね!
☆調査資料はこちらから♪